2008年6月20日金曜日

資材調達でのコストダウン(第4回)調達モデルその2

前回、調達モデルの概要として現状の調達での課題を述べさせて頂きましたが、調達モデルの策定は調達戦略の一部として位置づけられると言って良いと思います。

てな訳でもうちょっと寄り道!(どこまで行くのかちょっと不安ですが)タイトル変更しても良いかもしれません。

1.調達戦略の課題
 前回に現状課題として述べさせて頂きましたが、そもそも調達戦略がある製造業自体が少ないのが課題でしょう。
 サプライチェーンマネジメント(SCM)といって、仕入先~自社~顧客までの物流をつなげ在庫を低減するということは結構実施されている企業は多いのですが、いざ調達戦略と言えば「前年比調達金額の20%カット!」とうたわれてはいますが、それをどうやって実現するかというとお寒いのが現状ではないでしょうか?
 SCMを実施して物流のロットサイズを小さくしすぎて、管理コストを含めて物流コストが増えたのではお笑い種になってしまいます。全ての企業がJITやSCMを実施できる訳ではありません。原料レベルまで遡れば大ロット、最終市場では投機的な動きをする訳ですから、全世界を市場として把握し、市場シェアもかなり確保している企業でなければ成果は得られません。
 要は自社の身の丈にあわせたSCMであったりJITでなかったりですから。導入して成功している企業の見学をしてまねしても駄目だということはこの辺の問題です。(おっと、更によそ道にそれましたね。)

 調達担当者は見積手配とマスター登録作業、短納期発注と納期進捗、前倒し、納期変更に追われていてコストダウンどころではないのではないでしょうか?
 製造ラインからは物が入荷しないから作れない!品質が悪いから作り直せ!など怒られているのではないでしょうか?

2.それではどうするか?
 この現状を踏まえて調達戦略をどうするか?やはりあるべき姿としての調達を考え直し、現状とのギャップを真摯に受け入れてステップバイステップで立て直すことが必要でしょう。
 もちろん、指標としての調達金額の削減は必要ですが、それだけではなく安定調達先の確保なども必要となりますが、これを検討することも調達戦略のひとつと言えるのではないでしょうか?

というところで今日は時間がかかり過ぎたので、どうするか?というところでまた次回に・・・。

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