2008年7月26日土曜日

サービス産業の生産性向上について(第3回)特徴

前回はサービスそのものの特徴について述べさせて頂ききましたが、今回はそのサービスを供給する側の特徴について述べさせて頂きます。

1.サービス供給の主体を認識する前に
 初回にも述べさせて頂きましたが、製造業、農林水産業を除いた全てという産業としての定義となってはいます。
 しかしながら、製造業も農林水産業もその製造したり獲得した現品そのものを買ってもらっている訳ではありません。特に高級品(例えば化粧品やブランド品、レクサスなどの高級車、魚沼産コシヒカリ)については、製造した結果に基づく修理や保守のサービスではなく、ブランドやステータス現品と抱き合わされているサービスを販売しているからです。
 そういった意味で産業定義というよりもサービスそのものとサービスを提供する主体である提供事業者、サービスを受ける客体である消費者との関係を如何に好循環のサイクルで回すのかが重要になっているのではないかと思います。

2.サービス供給の主体の分類について
 主体として業種を現状の産業分類でまとめても意味がないといいながらもサービスそのものが多種多様ですので、ある程度は分類しないと整理ができませんね。
 そいうった意味ではサービス供給の主体によって分類することは必要となりますが、新規サービスの出現によって追加したり分離することになっていきます。
 例えば、小売業、理美容、病院、観光業、宿泊業、冠婚葬祭業、携帯電話サービス業等々書き切れないですね。

3.サービス供給の主体の規模について
 サービス業もチェーン店による展開をおこなっている大規模のものから親子での個人事業でおこなわれている零細企業まで千差万別です。
 分類しようとしても日本の個人事業主を含めた全ての企業を分類することですのでほとんど意味がありませんが、初回に述べましたように製造業などと違って初期の資本投下が少なくてもサービス供給を始められますので零細を含めて中小企業が多いというのが特徴でしょうか。

次回はサービスを受ける客体である消費者について述べたあと、引き続きサービスそのものに戻って特徴やビジネスモデルや生産性向上施策について事例をサービス産業生産性協議会の事例にリンクさせながら進めていきたいと思います。

0 件のコメント: