2008年7月5日土曜日

資材調達でのコストダウン(第11回)調達戦術について

資材調達でのコストダウンを具体化するうえでの調達戦術がありますが今回はその概要について述べさせて頂きます。
1.概要
 1)調達折衝技術
   仕入先とのコストについての折衝をおこなう為の技術であり、営業の営業技術に対するものです。
  技術だけでなく折衝でのプロセス管理もここに含まれます。
   具体的には仕入先とのコミュニケーション>見積依頼方法>見積評価>再見積提案>見積決定となります。
 2)仕入先評価指標
   調達市場マップで既に仕入先に対しては概略評価している訳ですが(仕入先規模、自社のインストアシェア、加工技術など)、最新の情報(受入の品質情報や工場訪問まど)を踏まえて評価することになります。これを指標として仕入先を評価することになります。

そろそろ出かけなければいけないのでまた次回

2008年7月3日木曜日

資材調達でのコストダウン(第10回)調達戦術へ

前々回で仕入先というより自社が想定した調達市場に対して折衝する調達モデルの設計ができます。
これで、自社の調達戦略に基づいた調達市場と調達モデルができた訳ですから、次には仕入先との具体的な折衝に入ることになります。
 また、調達戦略に基づいた自社の調達組織構造を変革していくことが必要ですね。
調達モデルができたと言ってもあくまでも自社でそのモデルを開発しなければなりませんので、ものの作り方や物その物にに対する知識、製品設計から想定される機能購買へ展開する為の人材をそろえていくことも重要なポイントです。
 また、コスト発生の大部分を占める開発設計段階に調達部門が参画していく活動も実施しなければなりません。
 このような活動を基盤として進めていきながら、日銭を稼いでいかなければなりませんので具体化の為の調達戦術が必要となりますね。旗印ができあがったが、個別に戦う為の武器と武器を使う鍛錬ができていなければ成果を刈り取ることができません。

ということで、次回からは具体的な調達戦術へとステージを移していきます。
調達モデル以外にもSCモデルを検討する必要がありますが、長くなるので次の機会へ

2008年7月1日火曜日

資材調達でのコストダウン(第9回)最近のニュースから

調達でのコストダウンを書いてきましたが、最近気になるニュースがでていましたね。
自動車メーカーが下請け保護法に違反するということで公正取引委員会から摘発されたというニュースです。
新聞にこの会社の購買部長とのQ&Aが記事としても掲載されていましたが、調達部門が調達市場をどう考えているのかというのが如何に大事かということを考え直させられました。

 過去の回では記述を飛ばしましたが、調達市場というのは買い手と売り手が価値を交換しあい、お互いに協創しあう重要な場です。ほとんどの場合、買い手の立場が強いというのは”うそ”で、下位の部品メーカーになると売り手のほうが企業規模が大きくなってくる訳ですから、立場が逆転してしまいます。
 組立品の最上位のメーカーは常に末端市場がどうなっているのかを捉えないと、結局長い目でみるとコスト上昇を招くことになります。
 したがって、調達市場というのはあくまで互いに尊重しあい協創するということが重要です。

 更には、大手家電量販店がメーカーに販売員や店の展示作業までやらせていたことが公取委員会で排除勧告をうけてしまいましたね。因果は回るということでしょうが、日本という小さい市場で何をしているのですか?世界を相手にして買い手も売り手も協創し合うことによって沈下している日本を活性化することが重要ではないかと思いました。

またまた、道草をくってしまいました。

2008年6月30日月曜日

資材調達でのコストダウン(第8回)調達モデルその?

調達モデルの作り方をざくっと前回述べさせて頂きましたので、今回はその運用方法ですね。
2.調達モデルの基づくコストダウン計画立案と運用
 モデルができああがってグルーピングができたら次には生産計画を把握してどのくらいの発注量となるのか算出することになると思います。
 と言っても生産計画など当たるわけがないという言い分もありますが、算出できなければ発注金額をどれだけ削減できるかを調達コストダウンの実行計画の目標値がたてられません。
 過去実績とグルーピングして発注先をまとめた場合の調達金額計画目標値を立案したら今度は仕入先との折衝となります。
 折衝と言っても金額折衝だけではありません。仕入先に対して加工範囲の拡大を求めることも同時におこなうことになりますね。
 この折衝は発注都度での交渉ではなく、年、半年に1回程度のものになるはずです。

ということで今日はやることが多すぎて時間がとれないのではやばやと終了させて頂きます。では次回!