リンゴで昨今有名な木村さんの本をある経営者から頂いたので読んでみました。
本を読んで判ったことは木村さんは仮説検証型の農法を開発されたというです。発端は無農薬で農業をしてみるということからですが、何年も収穫がなくとことん追い込まれた状況の中で何故自然の中で豊な実りをしているのかということに疑問を持たれたことです。
以降は一般の農法の常識を疑うと同時に奔放な自然農法を取っている農業者と距離を保たれ、どうしたら木が果実を結ぶのか根底に立ち戻られ、仮説をたて実験をおこない検証することにより現在の農法を開発されたと言って良いでしょう。
ただ、常識を疑うだけでなく木村さんの考え方の基軸として農薬を使わず安全に果実を得るいはどうするかということがあった。なければ、とても10年も農業で収入がない状態を続けていくことはできなかったと思います。
私が思うに「自然農法」という農法は存在しません。あくまでも人間が食べる農産物を得る為ですから、人為的な工夫をしなければなりません。木村さんは自然界の事象を研究し、実験しその実験結果を科学的に分析していったのですから、極めて科学的な農法と言えると思います。
国は有機農法を規定していますが、木村さんの考えではあくまでも有機農法は特定の農法に過ぎず人間にとって害の少ない農法ではないことを見抜かれています。
ところで、私は経営コンサルタントとして木村さんの本を読んで、経営コンサルタントに求められることは何であろうか?と考え、「経営コンサルタントは短期間で事業者に革新の為に必要な気づきを与え、それをリードし期待される成果を導くのが、その職業としての役割である。」ということを再認識しました。