2008年7月30日水曜日

サービス産業の生産性向上について(第5回)ふたたび

前回までにサービスそのものの特徴の概要とサービスを供給する主体である供給者とサービスを消費する客体である消費者について定義めいたことを説明させて頂きました。

 そこで振り返ってサービス産業を見直すとサービスをする人、サービスを受ける人の「人」にどうしても着目されるはずです。
 すなわち「人」が何をサービスに期待しているのかということ、「人」によって次に述べる目的(期待していること)の内容やレベルが異なること、同じサービスであってもサービスをする「人」やその「人」の態度によって評価が変わるということです。

 また、サービスは「物」そのものはありませんが、「物」を通じてそれによって得るもしくは得たい「目的」を原点から考えさせることになるはずですね。
 例えば、自動車そのものを考えてみれば自動車そのものというハードではなく自動車を運転して得られる旅行によるリフレッシュ感を得ること、営業用に使って収益を得ることなど、「物」という形あるものを通じて得ている訳です。
 これが所謂サービス産業となるとサービスを受けて得たいもの、それこそ「人」である個々人が千差万別に得たい目的がありますね。自動車と同様に考えれば、温泉旅館へ行って何が得たいのかというのが最も問われることになります。

 「人」に着目すると、客観性や合理性が曖昧になると思われ勝ちですが、これをできるだけ客観的に評価しサービスの生産性(というより収益性)の向上を図っていくのが、今回のシリーズの目的です。

 次回からはサービスの特徴を踏まえて、課題や改善策について考えていこうと思います。
この暑さとここのところのハードワークで支離滅裂の感はありますが、何とか次回に繋げたところで、次回へと・・・。

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