前回はサービスそのものの特徴について述べさせて頂ききましたが、今回はそのサービスを供給する側の特徴について述べさせて頂きます。
1.サービス供給の主体を認識する前に
初回にも述べさせて頂きましたが、製造業、農林水産業を除いた全てという産業としての定義となってはいます。
しかしながら、製造業も農林水産業もその製造したり獲得した現品そのものを買ってもらっている訳ではありません。特に高級品(例えば化粧品やブランド品、レクサスなどの高級車、魚沼産コシヒカリ)については、製造した結果に基づく修理や保守のサービスではなく、ブランドやステータス現品と抱き合わされているサービスを販売しているからです。
そういった意味で産業定義というよりもサービスそのものとサービスを提供する主体である提供事業者、サービスを受ける客体である消費者との関係を如何に好循環のサイクルで回すのかが重要になっているのではないかと思います。
2.サービス供給の主体の分類について
主体として業種を現状の産業分類でまとめても意味がないといいながらもサービスそのものが多種多様ですので、ある程度は分類しないと整理ができませんね。
そいうった意味ではサービス供給の主体によって分類することは必要となりますが、新規サービスの出現によって追加したり分離することになっていきます。
例えば、小売業、理美容、病院、観光業、宿泊業、冠婚葬祭業、携帯電話サービス業等々書き切れないですね。
3.サービス供給の主体の規模について
サービス業もチェーン店による展開をおこなっている大規模のものから親子での個人事業でおこなわれている零細企業まで千差万別です。
分類しようとしても日本の個人事業主を含めた全ての企業を分類することですのでほとんど意味がありませんが、初回に述べましたように製造業などと違って初期の資本投下が少なくてもサービス供給を始められますので零細を含めて中小企業が多いというのが特徴でしょうか。
次回はサービスを受ける客体である消費者について述べたあと、引き続きサービスそのものに戻って特徴やビジネスモデルや生産性向上施策について事例をサービス産業生産性協議会の事例にリンクさせながら進めていきたいと思います。
2008年7月26日土曜日
2008年7月23日水曜日
サービス産業の生産性向上について(第2回)特徴
広島も実質体温を上回るサウナ風呂のような状況ですね。ただし、東京と違って風が吹くと和らいだ感じがします。
まだまだ総論の域ですが、サービス産業の特徴について述べさせて頂きたいと思います。
1.サービスそのものの特徴について
サービスは一般的に次の4つの特徴があげられています。
1)無形性
製造業と異なってサービスというものは形がないというのが最も大きな特徴と言えると思います。
すなわち、製品を有形とするならば、サービスは無形ということになりますね。
ただし、製造業でも全てが有形なものである製品によって市場から対価を得ている訳ではありません。
例えば、製品の修理作業や保守メンテナンス作業は有形なものではないですね。
2)同時消費性
サービスを供給すると同時にサービスは顧客によって消費されるのが特徴です。
製品の場合は工場、農産品は田畑など供給する場所と都市、小売など消費される場所が異なります。
サービス業では病院で診察を受けると医者というサービスの供給者から診察というサービスを供給し、患者である消費者が同時に存在し消費されることになりますね。
3)消滅性
サービスが無形であることから、同時にサービスを提供した瞬間に消えてしまいます。
サービスが在庫できませんよね。サービスを供給する人材を会社として雇用(保管)していることにはなりますが、それはサービスそのものではありあません。
手術の結果は治癒ですが、手術そのものは手術が終了してしまえば消えていますね。
4)評価の異質性
サービスが供給と消費が同時に実行されてしまいますので、サービスを消費した消費者によってサービスそのものが評価が変わるということです。
消費者が子供/大人、女性/男性、オタク/非オタクなどサービスを受け取る消費者によって評価が変わるということは容易に想像できますよね。
また、サービスの供給される場所によっても変わりますよね。例えば、ビジネスホテルとシティホテルでのサービスは期待するサービスだけでなく、評価も変わります。
今日は以上です。夏バテで毎日は投稿し続けられませんが、また次回!
まだまだ総論の域ですが、サービス産業の特徴について述べさせて頂きたいと思います。
1.サービスそのものの特徴について
サービスは一般的に次の4つの特徴があげられています。
1)無形性
製造業と異なってサービスというものは形がないというのが最も大きな特徴と言えると思います。
すなわち、製品を有形とするならば、サービスは無形ということになりますね。
ただし、製造業でも全てが有形なものである製品によって市場から対価を得ている訳ではありません。
例えば、製品の修理作業や保守メンテナンス作業は有形なものではないですね。
2)同時消費性
サービスを供給すると同時にサービスは顧客によって消費されるのが特徴です。
製品の場合は工場、農産品は田畑など供給する場所と都市、小売など消費される場所が異なります。
サービス業では病院で診察を受けると医者というサービスの供給者から診察というサービスを供給し、患者である消費者が同時に存在し消費されることになりますね。
3)消滅性
サービスが無形であることから、同時にサービスを提供した瞬間に消えてしまいます。
サービスが在庫できませんよね。サービスを供給する人材を会社として雇用(保管)していることにはなりますが、それはサービスそのものではありあません。
手術の結果は治癒ですが、手術そのものは手術が終了してしまえば消えていますね。
4)評価の異質性
サービスが供給と消費が同時に実行されてしまいますので、サービスを消費した消費者によってサービスそのものが評価が変わるということです。
消費者が子供/大人、女性/男性、オタク/非オタクなどサービスを受け取る消費者によって評価が変わるということは容易に想像できますよね。
また、サービスの供給される場所によっても変わりますよね。例えば、ビジネスホテルとシティホテルでのサービスは期待するサービスだけでなく、評価も変わります。
今日は以上です。夏バテで毎日は投稿し続けられませんが、また次回!
2008年7月21日月曜日
サービス産業の生産性向上について(第1回)総論
お暑うございます、この海の日の3連休で日本は完全に真夏へ突入の状況ですね。
実家の戻って静養というところが、この暑さで頭は朦朧で何も進まず母のお参りや買い物運転手で過ごしただけです。
ところで、今までは製造業でのコストダウンで資材調達部門の役割についてお話してきましたが、今度はまた業界を変えて述べさせて頂きたいと思います。
8月26日と9月4日に事務所をお借りしている東広島市のコラボスクエアで簡単なサービス業を主体とした経営者向けのワークショップを開催することもありますので。
1.行政面でのサービス業強化について
一昨年、サービス産業生産性協議会が社会経済性本部に牛尾治朗氏が発起人となって設立され、日本政府として生産性が他の製造業と比較して悪く、世界的にも競争力のないサービス業の活性化が図られることになりました。
このサービス産業生産性協議会ではハーサービス企業を選出し、事例や方法論を紹介していったりサービス産業の評価指標を定めていくことを通じて活動されています。ただし、私も会員ではありますが、月例会という名のセミナーやイベントの開催に留まり、様々な分科会活動は議事録は公開されているものの良く判らないのが現状です。
2.サービス産業の定義について
サービス産業生産性協議会の定義によると、製造業、農林水産業を除く産業全てがその対象となっていますので、産業の定義からするとほとんどの産業が入ってしまいます。
例えば、小売業、卸売業、観光業、病院、理美容業、不動産業、金融業、飲食業、パチンコ業等々たくさんです。
3.サービス産業の特徴とその課題について
サービス産業の特徴としてはその企業規模が小さく創廃業が多いというところです。
製造業のように大きな設備投資はいらないということで、新規参入障壁は低いのですが、大規模業者の進出やなどの環境変化や事業者の個人的理由などによりお客様の数が大きく左右されてしまい廃業という憂き目にあうことも多いと言えます。
また、地方経済においては農林水産業を除くと製造業がその多くが中国へ生産を移転したり、外国人労働者へシフトしていますので、サービス産業の盛衰は大きく影響しています。
次回、以降はサービス産業の特徴とその課題、対処についてゆっくり時間をかけて述べさせて頂きたいと思います。
実家の戻って静養というところが、この暑さで頭は朦朧で何も進まず母のお参りや買い物運転手で過ごしただけです。
ところで、今までは製造業でのコストダウンで資材調達部門の役割についてお話してきましたが、今度はまた業界を変えて述べさせて頂きたいと思います。
8月26日と9月4日に事務所をお借りしている東広島市のコラボスクエアで簡単なサービス業を主体とした経営者向けのワークショップを開催することもありますので。
1.行政面でのサービス業強化について
一昨年、サービス産業生産性協議会が社会経済性本部に牛尾治朗氏が発起人となって設立され、日本政府として生産性が他の製造業と比較して悪く、世界的にも競争力のないサービス業の活性化が図られることになりました。
このサービス産業生産性協議会ではハーサービス企業を選出し、事例や方法論を紹介していったりサービス産業の評価指標を定めていくことを通じて活動されています。ただし、私も会員ではありますが、月例会という名のセミナーやイベントの開催に留まり、様々な分科会活動は議事録は公開されているものの良く判らないのが現状です。
2.サービス産業の定義について
サービス産業生産性協議会の定義によると、製造業、農林水産業を除く産業全てがその対象となっていますので、産業の定義からするとほとんどの産業が入ってしまいます。
例えば、小売業、卸売業、観光業、病院、理美容業、不動産業、金融業、飲食業、パチンコ業等々たくさんです。
3.サービス産業の特徴とその課題について
サービス産業の特徴としてはその企業規模が小さく創廃業が多いというところです。
製造業のように大きな設備投資はいらないということで、新規参入障壁は低いのですが、大規模業者の進出やなどの環境変化や事業者の個人的理由などによりお客様の数が大きく左右されてしまい廃業という憂き目にあうことも多いと言えます。
また、地方経済においては農林水産業を除くと製造業がその多くが中国へ生産を移転したり、外国人労働者へシフトしていますので、サービス産業の盛衰は大きく影響しています。
次回、以降はサービス産業の特徴とその課題、対処についてゆっくり時間をかけて述べさせて頂きたいと思います。
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