2010年6月11日金曜日

物事の本質とは何かについて

本日訪問させて頂いた経営者の方から「口蹄疫と騒いでいるが、その本質(原因)は何か?」について伺いました。
物事の本質について説く立場コンサルタントではありますが、それぞれの業界においてはその道に長けた方がフィルターをかけずに客観的に観てみると物事の本質は良く判りますね。
このことは「標準とは何か?異常とは何か?」に通じることでもあります。
 すなわち、目の前に見える事象はあくまでも結果であり、しかもマスコミはその事象を画像という形で忠実に表現しているのではなく編集というフィルターにかけられて誇張されたり一部の利用によって事象とは逆に受け止められるように細工されているという前提を考慮しなければならないということです。
 マスコミやインターネットを通じてリアルタイムに事象についての情報を入手できればできるほど「おかしいね?本当だろうか?」という物事の背後に存在することについて考えるという頭を働かせるということをおこなっていないということになります。
 口蹄疫ということに立ち戻ってみると、口蹄疫という病気は昔からあったの?と考えてみると、口蹄疫の背後に存在する本質の深刻さが判ると思います。
 水俣病では劇症の患者のみが水俣病の患者として認定されましたが、八代の海にばらまかれた有機水銀の毒は劇症の患者だけでなく広範囲に一般の方々を蝕み長い間救済されなかったのです。有機水銀による害毒が本当に劇症の症状だけなのか?と本質を突き止めていれば、長い間認定されずに苦しまれたことはなかったはずです。
 本質を考えるということが如何に重要か?ということを気づかされた今日でした。 感謝!

2010年6月6日日曜日

国の機能について

ギリシャの財政危機、日本の国債発行額44兆円、民主党政権と国は本来どんな機能を果たすべきなのでしょうか?
企業は国際化社会というよりも世界全体を市場としてアメーバのような存在になりつつあり、どこの国籍かどうかということは問題にならなくなってきています。というより、国に固執していたならば企業の継続が難しくなってきています。
だからこそ、国の機能が何かということが問われているのでしょう。
企業は国境をまたいで存在できるが国民というか住民は基本的には移動できない。(出張や旅行、一時的な少人数の移動へ熱)
この国民に対して税金という国の収入に対してどんなサービスを提供すべきか?という原点に立ち返らなければならない時期になっていると思います。
まさにサービス産業の最も大きな事業単位に他ならない国という存在機能を再考するべきと思います。事業仕分けという茶番劇にマスコミは注目したのですが、この事業仕分けの対象となった事業をどんな判定基準に基づいて選択したのかが重要なはずですね。
事業仕分けの対象にした瞬間に結論は削減か縮小に決まっているのですが、本当に対象とすべき事業があったはずですが、これに対する追求はありませんでした。
 事業仕分けに拘泥したのでは本論から外れますが、人口が2050年までには8千万人程度、労働人口が5千万人程度に縮小となる日本を前提としてどう国が機能すべきか?という真剣な議論をすべきでしょう。
 10年以上も自殺者が3万人を超えているという事実は日本という国の象徴のように見えてなりません。