創業して1年もたたない弊社に酒祭りの寄付金の依頼書が郵送されてきました。(ちょっとびっくり。)
酒祭りは本当に西条を代表する一大イベントになりましたが、8年も住民としてみていると気になることが色々でてきますね。
1.JR西条駅での危険性
JR西条駅の混みあいはひどく、昨年仕事の打合せと兼ねて来た先輩が「構内をまたぐ陸橋が、まるで明石の花火大会で人が圧死した状況に近くなっている。」ということでしたが、上りと下りの電車がほぼ同時に到着すると改札口近辺は山手線の朝の池袋⇒新宿間のラッシュ並みとなっています。
臨時改札口を設けるか、広島方面からの上りホームで陸橋の手前でロープを張った規制をしないといけないでしょうね。
酒気運転事故を防止するのに注意が回っているかもしれませんが、今年は特にガソリン高騰で車よりJRを利用してくる人が多くなることが想定されますので、検討すべきですね。
2.トイレの不足
開催の2日間に10万人以上が西条の街並みに押し寄せてくるわけですが、昨年は臨時トイレが設営されていたものの案内もされていなかったし、酒蔵の中のトイレも元々従業員用でキャパが少ないので限界に来ているようです。
とにかく、マンションがどんどん建っていますから、空き地も少なくなって臨時トイレの置き場も不足していますからかなり不安です。
3.景観の悪化
毎年酒ひろばの会場になっている中央公園の南側にマンションが建設中です。今年はまだ地上分が組み上げられていませんが、来年は南側全面をふさぐ形で建ってしまいます。
酒ひろばを上から覗かれるのは酒飲み達にとっては一体なんだということになりかねませんね。
中央公園だけでなく酒蔵の白壁の町並みがどんどんマンションに侵食されていってしまい、観光客が写真を撮る価値のある場所が少なくなっているのは何とかしたほうが良いですね。
4.経済効果
これだけ酒祭りが大規模になっているのに、西条の酒造会社の売上は減る一方です。会社手帳での年鑑でみると、ある酒造会社は10年前の売上が半分になっていますし、最大手の賀茂鶴酒造も1社分の売上が落ち込んでいます。
西条の酒はジャパンブランドに認定され海外へ販路拡大を図っているところですが、酒祭りに来る人の半分でも10%でも西条酒のリピーターになって西条酒の売上拡大につながるような仕掛けはできれば、地元の雇用拡大にもつながると思うのですが。
毎年楽しみにしている酒祭りですが、色々と悩むことが多いですね。いずれにしても酒祭り実行委員の方は本当に大変だと思います。
2008年8月23日土曜日
2008年8月21日木曜日
製造業の利益向上について(広島県商工会連合会セミナー)
今日は広島県商工会連合会主催のセミナーに講師として参加してきました。タイトルは「原材料インフレ下で生き残る為の『中小製造業の利益確保の進め方』」&個別経営相談会です。
昨今の強烈な原材料の高騰と原油高の環境下で生き残る術を述べさせて頂いた訳ですが、このようなことは90年代後半でもおこっていたことですね。
しかしながら、今回は製造業がほとんど中国を中心とした海外に生産移転している状況というのが、以前の不況と異なりますね。折角、日本に生き残った中小製造業がまた環境悪化に追い込まれており、事業継承の問題もからめて更に悪化する可能性がでてきています。
受注拡大とコスト低減の為の管理会計の導入、製造効率の向上についてお話させて頂いたのですが、何かヒントを得られたのでしょうか?最後に自己診断シートに記入して頂きましたが、結果はどうでしたでしょうか?
テーマをもっと絞れば具体的に考えられるのでしょうが、やはり原点志向で元から企業としてのやるべきことを考え直して頂くのが遠回りのようで近道だと思います。
来週は東広島市のサービス業向け研修会の2日間コースの初日です。元のテキストはありますがITに片寄ったものなので大幅にサービス業向けに直すことになりますね。
昨今の強烈な原材料の高騰と原油高の環境下で生き残る術を述べさせて頂いた訳ですが、このようなことは90年代後半でもおこっていたことですね。
しかしながら、今回は製造業がほとんど中国を中心とした海外に生産移転している状況というのが、以前の不況と異なりますね。折角、日本に生き残った中小製造業がまた環境悪化に追い込まれており、事業継承の問題もからめて更に悪化する可能性がでてきています。
受注拡大とコスト低減の為の管理会計の導入、製造効率の向上についてお話させて頂いたのですが、何かヒントを得られたのでしょうか?最後に自己診断シートに記入して頂きましたが、結果はどうでしたでしょうか?
テーマをもっと絞れば具体的に考えられるのでしょうが、やはり原点志向で元から企業としてのやるべきことを考え直して頂くのが遠回りのようで近道だと思います。
来週は東広島市のサービス業向け研修会の2日間コースの初日です。元のテキストはありますがITに片寄ったものなので大幅にサービス業向けに直すことになりますね。
2008年8月20日水曜日
サービス産業の生産性向上について(第15回)まとめかな?
サービス産業についてサービスそのものの特性やマーケット開発、サービス商品開発、人材開発、クレーム対応、品質管理について述べてきました。
サービス業については非常に多くの業種、業界にまたがるだけでなく、製造業もⅰ-Podにみられるようにサービス業との境目が曖昧となってきていますので、ひとまとめにすることは難しいかと思います。
昨年からの国の施策としてのサービス業活性化の目的として、要は日本経済特に地域経済活性化を狙っての目的ですから、あまり定義云々に拘泥するのではなく、ともかくまず産業として活性化しようということです。
ただし、闇雲に弾を撃つのではなく合理的にマーケットの特性を分析し、それに応えるべくサービス商品の開発をおこなうことが必要ということです。アメリカのサービス産業がサイズによるコスト優位性を前面に押し出してくるのであれば、日本では表面的には徹底的に個々の顧客に合わせたカスタマイズと裏面では作業の標準化や合理化などによるコスト削減で戦うということです。
ただし、やみくもにトヨタ生産方式を導入するなど方法にこだわるのではなく、自社の現状に合わせて方法を選択すべきでしょう。最後は従業員という人材が継続的にやる気にならなければ意味がありません。活動のきっかけとしてトヨタ生産方式を導入するというのはもちろん良い事だと思います。もちろん、経営トップが従業員と十分なコミュニケーションをとって進めるということは必要ですよ!
ここで最後に重要なことはカスタマイズといっても個々の中小企業では雇用の確保や事業の承継が困難ですから、ゾーン(地域)でブランド化し地域内で相互に補完し合いながら実行することではないかと思います。いわゆる、ゾーンブランデイングですね。
ブランドによりまずサービス供給者の内側の結束力を上げ、従業員の活性化につなげながら、外部(消費者)に対して差別化をおこない、リピーターを増やし売上、利益を増やしていくことになりますね。
地域における連携事業については農商工連携などを含めて色々な国の施策が実施されていますので利用すべきでしょう。ただし、荷が重ければまず身の丈に合わせて小さくスタートすれば良いと思いますね。(ちょっとゾーンブランデイングへの論理的な飛躍に無理を感じられたかもしれませんが、そこのところはご勘弁を。)
サービス業については非常に多くの業種、業界にまたがるだけでなく、製造業もⅰ-Podにみられるようにサービス業との境目が曖昧となってきていますので、ひとまとめにすることは難しいかと思います。
昨年からの国の施策としてのサービス業活性化の目的として、要は日本経済特に地域経済活性化を狙っての目的ですから、あまり定義云々に拘泥するのではなく、ともかくまず産業として活性化しようということです。
ただし、闇雲に弾を撃つのではなく合理的にマーケットの特性を分析し、それに応えるべくサービス商品の開発をおこなうことが必要ということです。アメリカのサービス産業がサイズによるコスト優位性を前面に押し出してくるのであれば、日本では表面的には徹底的に個々の顧客に合わせたカスタマイズと裏面では作業の標準化や合理化などによるコスト削減で戦うということです。
ただし、やみくもにトヨタ生産方式を導入するなど方法にこだわるのではなく、自社の現状に合わせて方法を選択すべきでしょう。最後は従業員という人材が継続的にやる気にならなければ意味がありません。活動のきっかけとしてトヨタ生産方式を導入するというのはもちろん良い事だと思います。もちろん、経営トップが従業員と十分なコミュニケーションをとって進めるということは必要ですよ!
ここで最後に重要なことはカスタマイズといっても個々の中小企業では雇用の確保や事業の承継が困難ですから、ゾーン(地域)でブランド化し地域内で相互に補完し合いながら実行することではないかと思います。いわゆる、ゾーンブランデイングですね。
ブランドによりまずサービス供給者の内側の結束力を上げ、従業員の活性化につなげながら、外部(消費者)に対して差別化をおこない、リピーターを増やし売上、利益を増やしていくことになりますね。
地域における連携事業については農商工連携などを含めて色々な国の施策が実施されていますので利用すべきでしょう。ただし、荷が重ければまず身の丈に合わせて小さくスタートすれば良いと思いますね。(ちょっとゾーンブランデイングへの論理的な飛躍に無理を感じられたかもしれませんが、そこのところはご勘弁を。)
農商工連携のセミナーを拝聴して
昨日は広島県三次市で農林水産省と経産省が7月の法律施行に合わせて開催した農商工連携のセミナーを聞きにいきました。
講演とパネルデイスカッションを含め約半日の内容でしたが、まず圧倒されたのはこの分野で長くコンサルティングを実施されている鳥巣さんの講演でした。
毒舌をふるまきながら、今までの経験からの農商工連携の課題を熱く語られていましたが、官製の農商工連携ではなく身近な農商工連携を訴えられていました。大手スーパーによる生産者価格の低価格維持がもう限界にきていると思います。日本の食を守る為に、日本の消費者が食に投資することが必要となってきています。地産地消による地域経済の活性化は縮み行く日本経済(人口が50年もしないうちに半分になる事実)にとって必須です。私はサービス産業の育成にからめて日本経済の復興を考えてきましたが、老齢化と人口減少を考えていくと、農商工連携とサービスによる地域ブランド化による地方の再興(ルネッサンス)が、取り組むべきう重要課題ではないかと思い始めました。
会場も鳥巣さんのブログではJA三次が参加されていたこともあり、農業の出席者と商工者の出席者が半々で会場は沸いていましたね。
パネルデイスカッションも地元三次の農業者と商工者によるこういうところに中々参加したがらない方が中心のものであり、非常に身近に苦労されているところと法制度の問題が浮き彫りになりました。肝心なところ事業として大きくするところで法制度が足を引っ張っているわけです。法律を施行する前にその当りの整合性を取って頂きたいと思います。
鳥巣さんのコメントも「仲良しクラブ」でもいいんじゃないか?というのは当を得ていたのではないかと思いましたね。無理して、事業継続するよりも仲良しクラブで終わらせるのもひとつの選択肢だと思います。企業でしたら、従業員の育成ということもありますが、小さな活動であれば一人一人の個人事業の集団な訳ですから、特定の個人に負荷がかかり過ぎてぎくしゃくするのであれば無理をすべきではないでしょう。
特に後継者の問題は重要です。パネリストの農業者の方もはっきり言って若くありません。老齢者主体の農商工連携を立ち上げて、直ぐ若い人に魅力ある職場へと引き継がないと、その作業のつらさと農繁期に重なったときの対応など事業継続の課題は山とありますね。
いずれにしても現場で実践している方々の意見を始めて聞くことができ、私にとっては非常に大きな収穫でした。当日は懇親会もあったようですが、三次から真っ暗な道を車で帰るのも心配なのでさっさと切り上げてきました。おそらく、鳥巣さんの発言内容で盛り上がったことでしょう。
講演とパネルデイスカッションを含め約半日の内容でしたが、まず圧倒されたのはこの分野で長くコンサルティングを実施されている鳥巣さんの講演でした。
毒舌をふるまきながら、今までの経験からの農商工連携の課題を熱く語られていましたが、官製の農商工連携ではなく身近な農商工連携を訴えられていました。大手スーパーによる生産者価格の低価格維持がもう限界にきていると思います。日本の食を守る為に、日本の消費者が食に投資することが必要となってきています。地産地消による地域経済の活性化は縮み行く日本経済(人口が50年もしないうちに半分になる事実)にとって必須です。私はサービス産業の育成にからめて日本経済の復興を考えてきましたが、老齢化と人口減少を考えていくと、農商工連携とサービスによる地域ブランド化による地方の再興(ルネッサンス)が、取り組むべきう重要課題ではないかと思い始めました。
会場も鳥巣さんのブログではJA三次が参加されていたこともあり、農業の出席者と商工者の出席者が半々で会場は沸いていましたね。
パネルデイスカッションも地元三次の農業者と商工者によるこういうところに中々参加したがらない方が中心のものであり、非常に身近に苦労されているところと法制度の問題が浮き彫りになりました。肝心なところ事業として大きくするところで法制度が足を引っ張っているわけです。法律を施行する前にその当りの整合性を取って頂きたいと思います。
鳥巣さんのコメントも「仲良しクラブ」でもいいんじゃないか?というのは当を得ていたのではないかと思いましたね。無理して、事業継続するよりも仲良しクラブで終わらせるのもひとつの選択肢だと思います。企業でしたら、従業員の育成ということもありますが、小さな活動であれば一人一人の個人事業の集団な訳ですから、特定の個人に負荷がかかり過ぎてぎくしゃくするのであれば無理をすべきではないでしょう。
特に後継者の問題は重要です。パネリストの農業者の方もはっきり言って若くありません。老齢者主体の農商工連携を立ち上げて、直ぐ若い人に魅力ある職場へと引き継がないと、その作業のつらさと農繁期に重なったときの対応など事業継続の課題は山とありますね。
いずれにしても現場で実践している方々の意見を始めて聞くことができ、私にとっては非常に大きな収穫でした。当日は懇親会もあったようですが、三次から真っ暗な道を車で帰るのも心配なのでさっさと切り上げてきました。おそらく、鳥巣さんの発言内容で盛り上がったことでしょう。
2008年8月18日月曜日
サービス産業の生産性向上について(第14回)品質保証
前回は顧客満足度とクレーム対応について述べさせて頂きましたが、今回はサービスの品質保証ということに触れたいと思います。
1.サービスに品質保証が求められる背景
サービスの顧客満足とクレームに関連するのはもちろんですが、サービスが多種多様にわたってきたということと、詐欺まがいのものが色々でてきたということにも関連しますね。
例えば、英会話学校、結婚紹介、リゾートクラブなどサービスそのものが判りにくいだけでなく高額であるというのも品質保証が業界に求められてきています。
一体どこまでがサービスでありそうでないのかが曖昧なのかというところから問題はスタートしています。個々の企業によって(どころか個々の従業員)提供されるサービスが異なるというサービスの特性上やむを得ないところですが、事件や訴訟が続くとそうも言えなくなっています。
2.サービス品質保証契約について
この為、顧客とサービス供給の主体の間でSLA(サービスレベルアグリーメント)契約と言われるものが締結されるようになってきました。ソフトウエアを販売しているIT業界ではほぼ普及してきたものですが、どちらかというと企業間の契約であり、個々人と企業との契約となると難しいのがほとんどです。
例えば、生命保険や金融商品に関する契約書や説明資料は一般消費者にはなじみにくいものです。
条文として印刷されてあるのはもちろんなのですが、肝心なことについては(どこまでがサービス範囲であるのか、キャンセルや変更は?)非常に判りにくいものです。
逆に、契約書を用意することで免罪符としているのではないかと思われますね。
といっても、この契約を結んでサービスを提供している個人事業主を含めた企業がどれだけあるのか?もしくは、全てのサービスに提供する費用対効果があるのかは考えなければなりません。
インターネットによるサービスが増殖している現在後追いになるのはやむを得ないことかもしれませんが、この品質保証がないことで足を引っ張られるのも問題ですね。
ただし、この品質保証をきっかけにサービス全体のレベル向上とサービス提供者のスキルの判定に使うことができるのではないかと思います。それでは次回
1.サービスに品質保証が求められる背景
サービスの顧客満足とクレームに関連するのはもちろんですが、サービスが多種多様にわたってきたということと、詐欺まがいのものが色々でてきたということにも関連しますね。
例えば、英会話学校、結婚紹介、リゾートクラブなどサービスそのものが判りにくいだけでなく高額であるというのも品質保証が業界に求められてきています。
一体どこまでがサービスでありそうでないのかが曖昧なのかというところから問題はスタートしています。個々の企業によって(どころか個々の従業員)提供されるサービスが異なるというサービスの特性上やむを得ないところですが、事件や訴訟が続くとそうも言えなくなっています。
2.サービス品質保証契約について
この為、顧客とサービス供給の主体の間でSLA(サービスレベルアグリーメント)契約と言われるものが締結されるようになってきました。ソフトウエアを販売しているIT業界ではほぼ普及してきたものですが、どちらかというと企業間の契約であり、個々人と企業との契約となると難しいのがほとんどです。
例えば、生命保険や金融商品に関する契約書や説明資料は一般消費者にはなじみにくいものです。
条文として印刷されてあるのはもちろんなのですが、肝心なことについては(どこまでがサービス範囲であるのか、キャンセルや変更は?)非常に判りにくいものです。
逆に、契約書を用意することで免罪符としているのではないかと思われますね。
といっても、この契約を結んでサービスを提供している個人事業主を含めた企業がどれだけあるのか?もしくは、全てのサービスに提供する費用対効果があるのかは考えなければなりません。
インターネットによるサービスが増殖している現在後追いになるのはやむを得ないことかもしれませんが、この品質保証がないことで足を引っ張られるのも問題ですね。
ただし、この品質保証をきっかけにサービス全体のレベル向上とサービス提供者のスキルの判定に使うことができるのではないかと思います。それでは次回
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