サービス産業についてサービスそのものの特性やマーケット開発、サービス商品開発、人材開発、クレーム対応、品質管理について述べてきました。
サービス業については非常に多くの業種、業界にまたがるだけでなく、製造業もⅰ-Podにみられるようにサービス業との境目が曖昧となってきていますので、ひとまとめにすることは難しいかと思います。
昨年からの国の施策としてのサービス業活性化の目的として、要は日本経済特に地域経済活性化を狙っての目的ですから、あまり定義云々に拘泥するのではなく、ともかくまず産業として活性化しようということです。
ただし、闇雲に弾を撃つのではなく合理的にマーケットの特性を分析し、それに応えるべくサービス商品の開発をおこなうことが必要ということです。アメリカのサービス産業がサイズによるコスト優位性を前面に押し出してくるのであれば、日本では表面的には徹底的に個々の顧客に合わせたカスタマイズと裏面では作業の標準化や合理化などによるコスト削減で戦うということです。
ただし、やみくもにトヨタ生産方式を導入するなど方法にこだわるのではなく、自社の現状に合わせて方法を選択すべきでしょう。最後は従業員という人材が継続的にやる気にならなければ意味がありません。活動のきっかけとしてトヨタ生産方式を導入するというのはもちろん良い事だと思います。もちろん、経営トップが従業員と十分なコミュニケーションをとって進めるということは必要ですよ!
ここで最後に重要なことはカスタマイズといっても個々の中小企業では雇用の確保や事業の承継が困難ですから、ゾーン(地域)でブランド化し地域内で相互に補完し合いながら実行することではないかと思います。いわゆる、ゾーンブランデイングですね。
ブランドによりまずサービス供給者の内側の結束力を上げ、従業員の活性化につなげながら、外部(消費者)に対して差別化をおこない、リピーターを増やし売上、利益を増やしていくことになりますね。
地域における連携事業については農商工連携などを含めて色々な国の施策が実施されていますので利用すべきでしょう。ただし、荷が重ければまず身の丈に合わせて小さくスタートすれば良いと思いますね。(ちょっとゾーンブランデイングへの論理的な飛躍に無理を感じられたかもしれませんが、そこのところはご勘弁を。)
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