2008年8月4日月曜日

サービス産業の生産性向上について(第7回)マーケット開発

前回、サービス産業でのマーケッテイングについてその重要性と市場の捉え方を述べさせて頂きましたので収益を獲得する為のマーケット開発について考えたいと思います。

1.ターゲット市場の設定の目的
 サービス業だけでなく全ての業種において重要ですが、特に前回述べたように新規市場参入や新規出店の場所(物理的な場所だけではありません)は、大きくその企業の成長性や戦略立案の為に重要ですので外せないところですね。
 この自社のターゲットとする市場を設定するにあたっては、もちろん自社の提供するサービスは何か?何をそのサービスのコンセプトにするかをしっかりと把握したうえで、どの市場にターゲットをおくべきかを検討し、シミュレーションしなければなりません。
 何とかなるだろうでは、何ともなりませんから。もちろん、開業リスクを抑えてこじんまりと始めるということも戦略として必要ですが、いずれにしても投資をしなければなりませんので、ターゲット市場を設定することは必要となります。
 例えば、美容院を独立して開業したいと考えている経営者は、料金が安いのが特徴なのか?短時間でカットできることが特徴なのか?カット技術を特徴とするのか?等々を押さえておくべきです。
 多摩ニュータウンのように既にほとんどが老齢化している地域においては、カット技術の訴求力は全くありませんね。やはり、六本木、青山などの高所得者層が来る街でなければ厳しいですよね。

2.ターゲット市場を設定する為の取り組みについて
 非常にオーソドックスですし、サービス業特有のことではありませんが、サービス業だからこそ必要なものとしてSWOT(強み、弱み、機会、脅威)分析があります。
 SWOT分析で誤り易いこととして現状分析から入ることです。まず、先にあるべき姿を実現する為に必要なことを原点志向で考えることをまず先に実施することです。
 このサービスを提供し、収益を上げる為にまず何をすべきかということをリストアップすることですね。
その次に現状の分析をするとあるべき姿としてのギャップが見えてきます。
 要するに目的志向でまず考えて、その次に実施すべきことをリストアップし自社に足らないもの(人材、スキル、資金、人的関係等々)をどうすべきかを考えることです。
 SWOT分析のようでSWOT分析でないところです。マーケット開発で他社や他人と同じことをやっていても意味がありません。

それでは次回はターゲット市場設定の為の分析について

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